今現時点で貯金があって、何%ロボアドバイザー運用に突っ込めばいいかという話をする。結論から言えば、最大効率を追求するなら、貯金よりも殖える率が高いから全部となるが、個人的な経験則を言えば、そのロボアドバイザーに突っ込んでも良いと思っている額、その三分の一を入れればいいのではないかと思う。という話がグダグダ続く。
お前はWealthNaviの回し者なのか、ってレベルでそこを称賛する話を昨日したのだが、まあ、それは全資産の三分の一をWealthNaviに突っ込んで10%前後はプラスになっているからという側面がある。

WealthNaviの運用はシンプルだ。特定のETFを特定の割合になるように買ってくれる。ただし手数料を取る、というものだ。これらのETFは安いので自分で買ったらもっと手数料は安いと思う。が、僕はこの業界がより競争が発生し手数料が安くなると思っている。故に長期間利用していることがプラスになるのではと考えている。さらに言えば、儲かっているぞグラフの可視化の利用もできるし、税金周りの最適化が含まれている。だが一番の理由は、手作業で購入の調整を行うよりも事故などがない。特に買い忘れるという事故だ。そのリスクがこの手数料に織り込まれているのがとても大きい。
僕は今までの人生自助努力では積立できなかった。なんせ、手作業振り込みでは家賃の支払いを度々忘れて二ヶ月ごとに電話が掛かってきた人間だ。なので、自動引き落としで解決するのは本当に大きい。いや、実を言うとキャンペーン最適化のためまだしていないのだけど、多分、今月半ば開始、来月初頭入金だとキャッシュバックが最大化できるので、というのがあるのだけど、こういう積立を強制するサービスなので好んでいる。

そういうことから、今後も儲けるためにここに突っ込んでいこうと思っている。さて。年利回りは彼らの主張によれば、三〜四%である。よって、短期的にでもそれ以上に儲かる何かがあれば、入れない理由になるし、そうでなければ全部入れろという話になる。こういう最適化だとしばしばケリー基準みたいな話が出てくるけど、そもそもWealthNaviで買い付ける方法や商品がこのケリー基準よりも頑強な数学で最適化された商品なわけで、そういうものを買う方法は僕はよくわからない。

というわけでフィーリングになるのだけど、そこは知見がある人間に従ったフィーリングを下すわけで、世界一の投資家として知られるかのウォーレン・バフェットは自分が亡くなった後の運用について妻に10%は債権、90%はインデックスファンドに突っ込めと言った、とどこかで読んだ。素人がやるのはこれが限界だという示唆に富んだ意見である。もちろん、莫大な金額を持っているのだから、一部は現金で残すのだろうけど、ほとんど運用に回すぞって意見だと思っていて、つまり僕のような一般人でもほとんどをWealthNaviに突っ込めばいいとなる。いいとしよう。僕はまだ三分の一だけど。

それを踏まえて、一体いくらまで入れてもいいか、入れるとしてどういうペースで入れるかという話をする。まず、上限としてはほぼ全部だと思っているし、まあ、知り合いも貯金全部入れているみたいな人間いるのでそういうものだと思う。安心を買うなら、失業保険の猶予を考えた分量、給料の数カ月分からよく言われる総予算中の年齢%(例えば貯金とか株とか全部合わせて500万円持っているなら30歳なら500万円×30%で150万円は現金、350万円は運用に回せ)ぐらいの現金は残しておくべきだろう。

なお、僕は年齢%を採用した。それでもまだ現金が多かった。これ読んでいるような人間の多くは同じく、その基準でも運用より現金が多いと思っている。

では、それを踏まえて、いくら入れるべきか、という話に至る。まず、無知性的には今入れれるだけ入れて良いとなる。どうせ暴落の予想はできない、とにかく残りの人生で積み立てろ、になるからだ。とはいえ、全額入れて直後に暴落したら辛い。この暴落はリーマンショックで半値と知られている。よって、半値になっても耐えれる値、というのが三分の一だ。

もし、1/3が半額になると全資産の1/6を失うことになる。一方で、今まで1/3だったものが1/6で買えるチャンスである。単なる暴落で回復するとするなら、残りの半分、つまり1/3でこのタイミングで買えば(それは投資していない余力があるからだ)、戻るときには1/3殖えることになる。なので、基本的に暴落したときの保険としてこれを順次使っていく感じとなる。なお、残りの1/3は使うことがないやつだ。暴落した!ってときに全財産投入できるような人間はWealthNaviに頼っていないし、もう運用でうまく言っているか破産している。

まあ、なんか手元に色々こういうときはどうだろうみたいな仮定で式を弄り回したのだけど、個人的には三分の一から始めつつも、思ったよりも自分がリスク取れるみたいなときに突っ込めばいいと思っている。というか僕は突っ込みますって話だこれ。

というわけで、クソ雑に三日続けてカネの話書いて飽きたので、明日は健康の話をします。これが0x20歳の記事……。
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